白銀に輝くススキ、観光客魅了 西予・大野ケ原で見頃(愛媛)
四国カルストの高原、西予市野村町大野ケ原ではススキが一面に広がり、幻想的な風景が見られる。大野ケ原の最高峰、標高約1400メートルの「源氏ケ駄場」では一部で枯れ始めたススキもあり、冬支度が本格化している。 源平の合戦に敗れた平家の残党が、点在する石灰岩を源氏の白馬の軍勢と見間違えて退却したことが由来とされる「源氏ケ駄場」では、白銀に輝くススキと無数の石灰岩が観光客らを魅了する。 大野ケ原地域づくり活動センターの大野純主事によると、ススキは10月中旬から穂を開き始め「11月に入って見頃を迎えた」。11月下旬まで楽しめるとし、色づき始めた紅葉も「ほぼピークに近い」という。
愛媛新聞社