GTA5では「トレバーがFBIに潜入する」DLCが企画されていたと声優が明かす
GTA5では「トレバーがFBIに潜入する」DLCが企画されていたと声優が明かす
『グランド・セフト・オートV』でトレバー・フィリップスの声を演じたスティーブン・オッグが、開発元のロックスター・ゲームスは当初、同作でトレバーのストーリー拡張コンテンツを計画していたと明かした。しかし、おそらくは「GTAオンライン」の爆発的人気を受けて、中止になったようだ。 「グランド・セフト・オートV」画像・動画ギャラリー The Loadoutが報じたように、オッグはマイケル・デサンタ役のネッド・ルークとフランクリン・クリントン役のショーン・フォンテーノとともに、StreamilyのQ&A;セッションに出演。3人は、トレバーがFBIの捜査官となるDLCがあったがボツになったと語った。 「もともとロックスターはマイケル、フランクリン、トレバーのストーリーを続けるつもりだった」とルークは述べ、オッグがトレバーのDLCについて詳しく説明している。 「すごいクールなやつがあったんだ。DLCだったかどうかは忘れたけど、トレバーが潜入して、FBIで働くんだ」とオッグは述べている。「ジェームズ・ボンド風のトレバーを少し撮影した。相変わらずやばい奴だけど、頑張ってるんだ。一部は収録したけど、その後消えてしまって、続きはやらなかった」 ルークは、現在でも10年以上前のローンチ時と同様の人気を誇る「GTAオンライン」の成功を受けて、DLCが開発中止になったと示唆。「ロックスターは『GTAオンライン』を優先させたんだと思うよ」とルークはDLCの開発中について語った。 しかし、2025年に最新作『グランド・セフト・オートVI』が発売され、次期バージョンのマルチプレイモードも登場すると思われることから、現時点で「GTAオンライン」の未来はやや不明瞭だ。ロックスターは、2023年12月にGTA6のトレーラーを公開。マイアミをモデルにしたバイスシティを舞台に、現実のヘンテコな出来事を基にした小ネタが満載の映像になっていた。 なお、『グランド・セフト・オートVI』のPS5版およびXbox Series X|S版は2025年に発売されることが明らかになったものの、今のところPC版については発表されていない。 また、ロックスター・ゲームスの開発者たちは、正式公開に先立ってトレーラーがリークしたことに対してSNSで苛立ちを示している。実際、楽しみな瞬間が台無しになったことで業界全体が失望した。また、今回のリークを受けて複数のストリーマーのコンテンツが削除される事態にもなっている。 それでも、本作のトレーラーは公開から3カ月で1億6800万回以上再生され、『Minecraft』を上回って史上2番目に多く再生されたゲームのトレーラーになった。
Ryan Dinsdale
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