aiko「好きな人がこっちを向いていても完璧に重なり合えることはない」新曲『相思相愛』に込められた思い
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。4月18日(木)の放送は、aikoさんがゲスト出演。5月8日(水)リリースのニューシングル「相思相愛」について、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が感想を伝え、楽曲に込められた思いを聞きました。
――「相思相愛」オンエア後……
こもり校長:いいよね……! ハッピーになっていない、もしくはハッピーが訪れるちょっと前ぐらい……いや、もしかしたらバッドエンドになるかもしれない、という未来の選択肢がまだいっぱいある状態。“あなたにはなれない”、“あなたを見ているだけで”……この“だけで”の感じが、やっぱり恋愛の仙人ですね。 COCO教頭:aikoさんだから書ける曲というか、変わらずaikoさんでいてくださっている安心感がすごいです。 こもり校長:うん! aiko:ありがとうございます! 嬉しい……! COCO教頭:「相思相愛」というタイトルだけを見たら、うまくいっているようだけど、なかなか……距離だったりとかね。 aiko:そう……! 好きな人がこっちを向いてくれていても、絶対完璧に重なり合えることはないというか。相手が苦しい悲しいと思っているときに、自分はまったく同じ気持ちで「苦しい」とは思えない。そういうことが切ないな、と思って……。 こもり校長:うん……。 aiko:私は、好きな人に対して尊敬が必ずあるんです。だから、ずっと追っかけているイメージが強くて……それで、書きました。
――コナン君とも“相思相愛”に!
こもり校長:この楽曲は、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の主題歌にもなっています。生徒(リスナー)のなかには、映画を観に行って楽曲と出会った人もいるだろうね。そして、うちのスタッフにもコナンが大好きな人がいて。今日はお休みなんですけど、大興奮で……。 COCO教頭:昨日、話していましたね。 こもり校長:僕はまだ観れていないんですけど、この楽曲が完璧なところでかかるらしいです! さらに、この歌詞が映画の内容をすごく深いものにするらしいんですよ!! aiko:もう、観たようにしゃべってる(笑)。 こもり校長:熱量を憑依させて伝えてみました(笑)。 aiko:嬉しいです! この間、ミュージックビデオをYouTubeで公開したんですけど、映画を観てくださった方たちが「書いてくれてありがとう」って……。そのコメントを夜中に見るのがすごい幸せなんです。 こもり校長:楽曲の世界観もありながら、コナン君とも“相思相愛”になれるって……aiko先生ってすごいですね。 aiko:ありがとうございます……!