受験生が語る“罪悪感” 再開動きも…複雑な思い「自分たちだけ日常に戻っていいのか」 能登半島地震
羽咋高校に通う受験生 「正月休み終わったあとから完全にシフトチェンジして、また学校で、校舎で、ずっと勉強しようと思っていたけど、学校にも行けてなくてここに(来た)」 受験が迫るなか、地震が相次ぎ、“集中したくてもできない”日々が続いているといいます。そして口にしたのは、“普通に暮らせる”ことへの罪悪感です。
羽咋高校に通う受験生 「能登半島の人たちに比べたら、自分の家は水も通ってるし快適なほう。周りの人とか生徒で、まだ大変な思いをしている人もいると思うと、自分も普通に暮らしていいのかみたいに思ったりして、気が落ち着かない」 ほかの受験生への思いも。 羽咋高校に通う受験生 「僕は、被災したなかでも、恵まれた環境で勉強できている。まだ不自由な環境で勉強してる人たちも多いと思う。(不自由な環境にいる)そういう人たちがいち早く復帰して、不自由なく勉強できる環境になってくれたらいいなと」 (2月6日放送『news zero』より)