公共交通の空白地域「乗り合いタクシー」「AIデマンドタクシー」で “『日本版ライドシェア』の形式導入” を検討 熊本市
熊本放送
公共交通の空白地域で運行している乗り合いタクシーなどについて、熊本市が新たにライドシェア形式の一部導入を検討する意向を示しました。 【写真を見る】公共交通の空白地域「乗り合いタクシー」「AIデマンドタクシー」で “『日本版ライドシェア』の形式導入” を検討 熊本市 熊本市では鉄道や路線バスの利用が難しい地域で、時間やルートが決まっている「乗り合いタクシー」と、予約状況に応じてAIが最適なルートを決める「AIデマンドタクシー」の2種類を導入しています。 熊本市はきょう(9日)の市議会で、運行を担うタクシー会社の運転手不足に対応するため、この2種類で「日本版ライドシェア※」と同様に、一般ドライバーが運転手となり運行する形態の導入などを検討する意向を示しました。 ※一般のドライバーが、自家用車やタクシー会社の車両を使って有料で人を運ぶ形態。日本版はタクシー会社が運営している。熊本県内でタクシーが不足する週末に限り今年11月15日に運行が始まった。 これに対し議員からは「ライドシェアの導入は安全面から慎重な議論が必要」などの意見が出ました。 市は新たなサービスの素案を今年度中に作成し、2026年度に始めたい考えです。 【利用状況】 ▼乗合タクシー ※去年 0.005~1.7件/日 ▼AIデマンドタクシー ※今年10月速報値 32.4件/日(西南) 34.2件/日(植木)
熊本放送