ドジャースの大谷翔平投手

【MLB】ロッキーズ 3－5 ドジャース（6月20日・日本時間21日／デンバー） 　ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でロッキーズ戦に先発出場すると、第1打席で自身7度目となる先頭打者ホームランを放ち、青木宣親越えとなる日本人単独3位の通算775安打達成。打数1安打、1本塁打、1打点、2四球の結果となっている。 【映像】大谷翔平、HRキング浮上の特大21号弾 　前日の試合では満塁のチャンスに今季初安打となる走者一掃のタイムリーツーベースを放つなど、5打数2安打3打点の活躍を見せた大谷。リードオフマンだったベッツ内野手が骨折して以降、大谷が1番打者を務めると、3試合で15打数7安打、打率.467と絶好調だ。 　この日も1番に入った大谷は初回、カウント2-1からど真ん中に投じられた89.1マイル（約143.4キロ）のシンカーを完璧に捉えると打球はセンターフェンスオーバー。打球速度101.5マイル（約163.3キロ）飛距離427フィート（約130.2メートル）の一打は、自身7度目となるリードオフホームランで、ブレーブスのオズナを抜いてナ・リーグのホームランキングに立った。なお、このホームランで大谷は、青木宣親越え日本人単独3位の通算775安打を達成している。 　2回に迎えた第2打席は、2死一、三塁と得点圏にランナーを置いて迎える。しかし無理に打つことはせず、しっかりと見極めて四球で出塁した。 　4回1死ランナーなしで迎えた第3打席はチェンジアップに手が出て空振り三振に倒れ、6回1死一塁で迎えた第4打席はカウント2-2からチェンジアップを掬い上げるもセンターフライに倒れた。 　8回の第4打席は2死一塁の場面で回ってくると、カウント1-1のところでテーラー内野手が盗塁を成功させる。すると一塁が開いたことで、大谷は申告敬遠となった。 　この日の大谷は3打数1安打、1本塁打、1打点、2四球の結果となった。 　 　大谷のホームランで先制したドジャースは、さらに2点を追加して迎えた4回には2番に入るスミス捕手が第11号ソロホームランを放つ。続く3番のフリーマン内野手も第11号ソロホームランを放つなど2者連続アーチ、大谷を含めて1番・2番・3番の揃い踏みで序盤から5-0と大きくリードする。 　その後ロッキーズ打線も追いすがったが、逃げ切りに成功。4連戦最後の試合を白星で飾り、このカードは3勝1敗と勝ち越している。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）