あでやかな「大島紬」着て、仕事始め…鹿児島県奄美市の大島支庁職員「新鮮な気持ちになる」
多くの官公庁や企業で仕事始めとなった6日、鹿児島県奄美市の大島支庁では職員が大島紬を着用し、仕事始めに臨んだ。 【写真】「本場奄美大島紬」の着物姿で予算案可決…鹿児島県奄美市長や議員ら着用
伝統工芸品の大島紬への理解を深めてもらおうと、毎年実施している。この日は松藤啓介支庁長ら32人が着用。龍郷柄や飛び柄、白大島など、あでやかな着物の衣装に身を包んだ職員たちは記念撮影をした後、それぞれの業務に就いた。
昨年着任した健康企画課の瀬戸口芽依さん(23)と塩屋百香さん(22)は初めて大島紬に袖を通した。瀬戸口さんは「さらさらした肌触りで着心地がいい」と語り、塩屋さんは「新鮮な気持ちになる。来年は自分で着られるようになりたい」と話していた。