「年齢制限」を設けたレストラン、ネットで物議。店は「批判は気にしない」と継続の方針を表明。米ミズーリ
米ミズーリ州に新規開業したレストランが、客に「女性は30歳以上、男性は35歳以上」といった年齢制限を設け、ネットで物議をかもしている。【Kaito Takashima / BuzzFeed Japan】 【画像】物議をかもした実際のレストラン
話題になっているのは、今年5月、同州セントルイス郊外にオープンしたカリブ海料理のレストラン「Bliss(ブリス)」。
同店は、公式Facebookに「重要なお知らせ:年齢制限について」と投稿し、話題を呼んだ。
「ブリス・カリビアン・レストランは、ノース郡(同レストランの所在地)で、高級ダイニングの体験を提供することに専念しております」
「大人でセクシーな雰囲気をお約束するため、当レストランをご利用のお客さまは、女性は30歳以上、男性は35歳以上とさせていただいております」
「このポリシーは、当レストランの洗練された環境を維持し、私たちの基準を守り、当店の独特な雰囲気の持続をサポートするものです」
店のマネージャーを務めるエリカ・ローデス氏は、地元テレビ局KSDKの取材に応じ、年齢制限を導入した経緯をあらためて説明している。
「我々のレストランは、シニアの方でもハッピーアワーを過ごしたり、おいしいものを食べに来てほしいんです」
「(レストランやバーでの)すてきな出会いを期待するような若い層を気にすることなく、楽しめる場所にしたいんです」
「若い人たちには、30または35歳になったら、当店をごひいきいただければと思います」
店の創業者マーヴィン・ペイト氏は、「年齢制限のポリシーで、多少の批判にさらされているが、構わない。このポリシーを続ける」と話している。
一連の対応に対し、店のFacebookには、「斬新」「いいアイデア」など好意的な意見が多く寄せられた。
一方、Xでは、年齢制限に対し賛否が分かれた。なかには「男女で年齢が違うのは差別」だと指摘する声もあがった。
PEOPLE誌は、レストランのレビューサイトなどでは、年齢制限に反対する人たちから、「否定的なレビューが殺到した」と報じている。