多額のガソリン代支出「元秘書が関与の可能性」民進党の山尾志桜里氏が釈明
■上限額を超す「寄付」
山尾氏をめぐっては、ガソリン代問題のほか、2012年分の政治資金収支報告書で、自らの政治資金管理団体「桜友会」に対して、山尾氏自身が1144万円を寄付したとの記載があり、その後に訂正された問題もある。 政治資金規正法では個人から政治団体への寄付は上限額が1000万円までと規定されている。これについて、「1000万円を超える224万円を『貸し付け』として処理すべきだったが、手違いで『寄付』と記載していたので、224万については私からの貸し付けとして訂正した」と説明。「手違い」によるものだったとした。 また、桜友会から総支部に476万円が寄付されたと誤記載については、山尾氏自身からの寄付だったとして訂正したことを報告。これも「事務上のミス。何か意図があったわけではないと思う」と釈明した。
政調会長辞任は否定
今後の進退については、「しっかり事務所の体制を整えて、国会議員、政調会長として国民の期待に応えられるように精一杯頑張っていきたい」と述べ、政調会長は辞任しない考えを示した。