なぜ呼ばれない? 日本代表に招集されなかったJリーガー(4)長友より呼ぶべきだった!? J1制覇に貢献の左利き
日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦した。長友佑都のサプライズ選出もあった一方で、戦力になりそうでありながら呼ばれなかったJリーグの選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかったJリーガーを紹介する。※成績は16日時点の『transfermarkt』を参照。
DF:初瀬亮(はつせ・りょう) 生年月日:1997年7月10日 所属クラブ:ヴィッセル神戸 2024リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:0試合0得点0アシスト ヴィッセル神戸のJ1初優勝に貢献したDF初瀬亮は2017年のE-1選手権で代表に初招集されたが、出場することはなくそれ以来代表に招集されていない。 2016年にガンバ大阪でプロデビューした初瀬は、2019年にヴィッセル神戸へと移籍。2021年に33試合に出場し6アシストをマークしブレイクすると、昨季は8アシストを記録しJ屈指のSBへと成長した。 初瀬の魅力は左足の精度だ。利き足は右足だが、それとほとんど遜色ない精度をもつ逆足を備えている。神戸でも何度も左サイドを駆け上がり、武藤嘉紀や大迫勇也など日本代表経験のある攻撃陣めがけて優れたクロスを上げ続けた。 今回代表に招集された選手のうち、左SBを本職としているといえるのは長友佑都ただ一人である。その長友も37歳と選手としてのピークは間違いなく過ぎており、脂の乗り切った26歳の初瀬を招集しても良かったのではないだろうか。
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