流れ変わった!若獅子祭りで西武連勝 「楽天キラー」今井達也が7回2失点で12連勝、蛭間拓哉&長谷川信哉が大暴れ計5打点
◆西武6―2楽天(12日、ベルーナドーム) 西武の先発・今井が チームトップタイとなる今季3勝目を挙げ、2021年10月から続く楽天戦の連勝を12に伸ばした。7回を7奪三振5安打の2失点に抑え、今季登板した全7試合でクオリティースタート(QS、6回以上投げて自責点3以下)を達成した。 ■衝撃のデザイン!?西武の特別ユニフォーム【写真】 2回に先制点を許した今井を打線が救った。3回2死一、三塁からこの日4番の中村のラッキーな形での中前適時打で先制すると、外崎の四球で満塁に。6番蛭間がチェンジアップに食らいつき、ボテボテの当たりながら二塁内野安打で勝ち越し。2試合連続の適時打となり、一塁上でガッツポーズを繰り出した。 4回2死一、二塁のチャンスでは、途中出場で3番に入った長谷川に打順が回る。楽天・岸のカーブを捉え、左翼スタンドに3ラン。今季打率1割台前半に低迷していただけに本人にとっても、チームにとっても大きな一発となった。 今井は6回に辰己の犠飛で1点返されるが、大崩れしない。115球の力投で7回を2失点にまとめた。 打撃陣はその裏の攻撃、長谷川の二塁打などで2死一、二塁の好機をつくると、蛭間が適時左前打で追加点を挙げ、6―2とリードを広げる。 8回は前日に続き、松本が無失点に抑える。最後は佐藤隼が締めた。
西日本新聞社