経済効果 5億円超想定 2026年度に開催目指すフルマラソン大会 諫早市議会
長崎県諫早市は6日、2026年度に開催を目指すフルマラソン大会「(仮称)長崎ミュージックマラソン」について、5億3千万円の経済効果を見込んでいることを明らかにした。 定例市議会一般質問で、相浦喜代子議員(無会派)に北島淳二経済交流部長が答弁した。 市によると、大会は1万人規模で、コースはトランスコスモススタジアム長崎を発着点に、諫早市高来町と雲仙市吾妻町を結ぶ堤防道路などを走る42・195キロ。25年度の事業費は3千万円(行政機関の負担金)、26年度は2億6千万円(参加料、スポンサー料、行政機関の負担金)を想定しているが、市職員などの人件費はこれに含まれていない。 大久保潔重市長は「現在、雲仙市や長崎陸上競技協会との連携、東京マラソン財団のアドバイスをいただきながら、県や県観光連盟などと協議している」とし、「詳細を決定する実行委員会は、来年度の早い段階での設立に向け調整を進めている」と述べた。