修斗二階級王者の新井丈が「堀口選手に挑戦したい」と目標掲げる【RIZIN.45】
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。RIZIN初参戦となる修斗史上初となるストロー級とフライ級二階級同時制覇王者となった新井丈(和術慧舟會HEARTS)が「堀口選手に挑戦したい」とRIZINでの目標を掲げた。 新井は「朝倉未来1年チャレンジ」1期生でRIZINでは伊藤裕樹、中村優作にいずれも1-2の判定で敗れているヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)と対戦する。修斗のフライ級は-56.7kg、ストロー級は-52.2kgなのだが、今回はRIZINフライ級の-57kgで試合を行う。 新井はヒロヤについては「自分とは真逆のグラップラー。組みがしつこく泥臭い試合をしてくるタイプ」、試合については「どっちが自分の好きなやりたい展開にもっていけるかの試合になる。しっかり打撃でパンチを効かせて相手を失神させることを試合開始からやりにいくつもり。相手が持ちこたえて相手が得意な展開、自分がきつい展開になることも十分想定している。どっちになっても5分3R最後まであきらめない気持ちは作ってきた」と語った。 修斗の二階級王者で勝って当然という見方もあるが「人からの声を意識するタイプじゃない。チームでは評判や評価よりも厳しい試合になる覚悟をしている。そんな生半可な相手だとは思っていない」とヒロヤを警戒。 今大会のメインでは堀口恭司vs神龍誠の「フライ級タイトルマッチがあるのだが「堀口選手に挑戦したいです。もちろんです」と堀口への挑戦を目標に掲げた。また今回、未知の-57kgで試合をすることについてもRIZINフライ級王座を見据えてのことで「フライ級のほうがチャンスが広がるので、今後はフライ級で体を作っていこうと思っている」と語った。 また現時点での堀口と神龍との距離については「しっかり離れてるんじゃないですかね?(笑)」としっかり見据えたうえで「まあ、だからこそ自分の身内はそこに向かっていく新井丈を応援してくれると思うし、それを背負って自分は大きな壁ほど燃えるので挑戦してみたい。(今回の試合では)新井丈の立ち位置を見ているみんなに見せられると思う」と今回の試合に勝利した後を見据えた。