レノファ、5年ぶりの“薩長ダービー”制す
サッカーJ2レノファ山口はリーグ戦第12節の28日、鹿児島県鹿児島市の白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと対戦。5年ぶりの“薩長ダービー”は、1―0で完封勝利を収めた。 前半は組織的な守備から主導権を握り、何度も好機を演出した。試合が動いたのは前半37分。右サイドを崩してDF前貴之がゴール前にパスを送ると、混戦から抜け出したFW梅木翼が右足に当ててゴールネットを揺らした。 後半開始早々に梅木は負傷交代したが、戦い方は変えずに前線から圧力を掛け続け、得点を狙った。18分にMF相田勇樹、19分にはDF新保海鈴が立て続けにシュートを放つも、ゴールならず。追加点を奪えずにいると一転、押し込まれる時間が長く続いた。 終盤は守備的な選手を投入し、陣形を変えて対抗。体を張って守り切り、今季5試合目の無失点で勝利した。