【新日本】海野翔太 モクスリーとの師弟対決でIWGP世界王座奪回へ「正面から超えてやるよ」
新日本プロレスの海野翔太(27)が、IWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(38=AEW)に対し、宣戦布告だ。 【写真】成田蓮を場外のテーブルに叩きつけるモクスリー 3日の福岡大会ではモクスリーが「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮とV2戦で激突した。王者がH.O.Tのセコンド介入に苦しむ中、海野は窮地に駆けつけるとEVILとディック東郷を蹴散らし援護。モクスリーの勝利をアシストした。 海野は11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で、IWGP世界王座初挑戦が決定済みだった。モクスリーの勝利により、ベルトをかけての師弟対決が正式に決定。リング上では握手を求めたが王者は応じず、早くも戦闘モードに突入した。 モクスリーとの大一番は海野にとって特別な戦いだが、一方で新日本プロレスの一員としては、約15年ぶりに至宝が他団体に流出した緊急事態という側面もある。至宝奪回は至上命令だ。 海野は「正々堂々、正面からお前を超えてやるよ。お前の血と汗と涙、新日本への思い、チャンピオンの偉大さ、すべてを俺は尊敬しているよ。偉大な男だよ。ただ、いつまでたっても弟子のままじゃいられねえ。師匠を超えて、IWGP世界ヘビー級王者になって、この新日本プロレスを変えてやる。必ず俺が取り返して、新日本プロレスの中心に立って、もっともっとプロレス界を盛り上げてやる」とキッパリ。米国の地で、キャリア最大の一戦に臨む。
岡本佑介