リリー・フランキー、錦戸亮、高梨臨がイギリスでの撮影語る「コットンテール」新映像
リリー・フランキー、錦戸亮、木村多江、高梨臨が出演する日英合作映画「コットンテール」のメイキング映像がYouTubeで公開された。 【動画】日英合作映画「コットンテール」メイキング映像はこちら 本作は妻を亡くした作家が「イギリスのウィンダミア湖に遺灰を撒いてほしい」という遺言を叶えるため、長らく疎遠だった息子とその妻とともにイギリスへ旅立つ物語。リリーが主人公の兼三郎、木村が闘病の末に息を引き取った明子、錦戸が息子の慧(とし)、高梨が慧の妻さつきを演じた。 撮影が行われたのは、渡英のために隔離が必要だったコロナ禍の2021年。映像の中で、リリーはイギリス・ウィンダミア湖周辺の景色を背景に「国の中でも意見が違っていたり、世界中も分断されているような空気の中で、日本とイギリスのスタッフで1つのものを作っていることに、すごく世界がつながっているなと感じさせてくれる撮影」「遠く離れていても人はみんな同じことを考え、真剣に仕事をしているということを見ることができて、人生にとって重要な経験でした」と語る。 錦戸は「お芝居する場所から遠ざかっていたので、台本を読んでどんな映画になるんだろうと思いました。家族の物語でもあるから、やってみたいなと。だからここ(イギリス)でしゃべっているんだと思います」と話し、高梨は「役者と監督で芝居を作ってからスタッフさんに見せる段取りが新鮮でした」とコメントしている。映像にはキャストのキアラン・ハインズ、父と初共演を果たした娘のイーファ・ハインズも登場。なお映像の一部で音声が乱れているので注意してほしい。 学生時代にオックスフォード大学と早稲田大学で日本映画を学んだパトリック・ディキンソンが監督を務める「コットンテール」は3月1日より東京・新宿ピカデリーほか全国ロードショー。 (c)2023 Magnolia Mae/ Office Shirous