中居正広『THE MC3』放送取りやめで浮かぶ番組と「9000万円女性トラブル」の“致命的ミスマッチ”開始3カ月で早くも大ピンチに
1月13日、TBS系列では、中居正広、東野幸治、ヒロミがMCを務めるバラエティ番組『THE MC3』の放送を取りやめ、代わってバラエティ番組『クレイジージャーニー』のスペシャルが放送された。 【画像あり】TBSアナと飲み会後の中居 年が明けても、中居が関係するトラブルは暗い影を落としている。 2024年12月、「NEWSポストセブン」と「文春オンライン」で、フジテレビ社員がかかわった会食をきっかけに、中居と女性の間でトラブルが発生したと報じられた。 トラブルによって、中居が約9000万円の“解決金”を支払ったという衝撃的な内容で、中居側はこれまでの取材にトラブル発生を認めている。 一方で、フジテレビはホームページ上で《記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定も含め一切関与しておりません》と、全面否定した。 世間に衝撃を与えるなか、2025年になって新たな展開を見せた。 「1月9日、中居さんは公式ホームページで、トラブルを事実と認める謝罪文を掲載し《今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と、仕事に意欲を見せるコメントを出しました。 ただ、情報番組『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)は11日から、トークバラエティ番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)は12日から当面の間、放送休止することを発表。 『THE MC3』も、年明けは13日から放送される予定でしたが、差し替えられることになったのです」(芸能記者) 「アナタがどう思われているのかをアナタに聞かせる」をテーマに“日本一余計なお世話バラエティ”として、2024年10月にスタートした『THE MC3』。 月曜日の午後9時から、中居、東野、ヒロミの3人がMCを務める番組として注目を集めたが、中居のトラブルで、企画内容と致命的な“ミスマッチ”が生じてしまった。 「『1日だけデートしたい人』や『仕事で手を抜きそうな人』など、さまざまなテーマで、街中の人にMCの3人とゲスト出演したタレントの印象をインタビューして、ランキングづけする企画が恒例です。 ただ、このタイミングで世間の人に中居さんの印象を聞いても、一連のトラブルを想起させてしまい、現実的ではありません。かといって、中居さんを除くランキングをつけては、彼の不在が悪目立ちします。 かりに番組に復帰できたとしても、トラブルが言及されても受け入れられる度量が中居さんになければ、以前とまったく同じ内容というわけにはいかないでしょうね」(前出・芸能記者) トラブルを受けて、中居が同番組を欠席したり、降板したりしたら、それ自体が番組存続にかかわる“致命傷”になりかねないと、前出の芸能記者は続ける。 「中居さんの冠番組ではないものの、名前のとおり“3人のMC”を強調したタイトルです。番組公式ホームページでも、3人のなかで中居さんの名前がいちばん上に表記されており、彼を売りにしている印象を受けます。 つまり、中居さん“ありき”の番組というわけです。今後、東野さんとヒロミさんの2人で番組を続けていくとなれば、かなりのリニューアルが必要なのではないでしょうか」 何より、放送開始からわずか3カ月ほどで『THE MC3』が早くも前途多難な状況を迎えていることは、TBSにとってかなりの痛手だったようだ。 「もともとこの時間帯では、2023年10月から2024年9月まで、かまいたちや見取り図など人気のお笑い芸人が多数出演するバラエティ番組『ジョンソン』が放送されていました。しかし、開始当初から《とにかくつまらなさが際立った》などとネット上で酷評され、わずか1年で終了しました。 TBSとしては、実力のあるMCを3人起用して、『ジョンソン』からの一発逆転を狙った面もあったはず。さらにヒロミさんは『東大王』を終了して、すぐこの番組にスライドさせたようなものです。序盤でのつまずきに、制作サイドも頭を抱えていると思いますよ」(民放関係者) 中居の思いとは裏腹に、彼の出演番組は“支障なし”とはいかないようだ。