富山市中央通りの複合施設、にぎわい創出へ起工
富山市中央通りに整備されるマンションやスケート場などを備えた複合施設の起工式が30日、現地であり、関係者100人が工事の安全を祈願した。 施主の中央通りD北地区市街地再開発組合の若林啓介理事長が「複合施設の建設を通じて、中央通りのにぎわいを創出する。地域経済の活性化に貢献したい」とあいさつ。国土交通省の勝見康生建政部長、新田八朗知事らが祝辞を述べた。 敷地面積は約6370平方メートル。約220戸のマンションとなる高層棟(24階建て、高さ約83メートル)と、アイススケート場や商業施設、駐車場が入る低層棟(7階建て、同約29メートル)の2棟からなる。 施設は、路面電車が走る桜橋電車通り沿いに建設される。低層棟は1~3階に店舗やオフィス、4~5階は駐車場と倉庫、6~7階はアイススケート場を設ける。スケート場は、昼は一般開放し、夜は競技の練習用に貸し出す。イベント会場としても活用する。
2027年3月の開業を目指している。