史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング32位。異次元DF!? 唯一無二の優勝請負人
時代によって選手の価値は変動するが、最も価値が高かった選手は誰なのだろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、各選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。※所属クラブは当時、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は12月29日現在。
32位:田中マルクス闘莉王(現役引退) 生年月日:1981年4月24日 当時の所属クラブ:浦和レッズ(日本) 最高市場価値:600万ユーロ(約8.4億円) 更新日:2009年5月19日(当時28歳) かつて日本代表としてプレーし、Jリーグを代表するDFとして活躍した田中マルクス闘莉王が32位にランクインした。 闘莉王の市場価値が最も高まったのが、浦和レッズ在籍時の2009年5月のことで、その評価額は600万ユーロ(約8.4億円)となっている。2004年にサンフレッチェ広島から浦和レッズへ移籍して以降、圧倒的なパフォーマンスを発揮し続けた闘莉王は、2012年まで毎シーズンJリーグベストイレブンに選出され、2006年にはJリーグMVPを獲得している。その間、浦和レッズも多くのタイトルを獲得しており、コンスタントな活躍が市場価値を押し上げた要因の一つであろう。また、600万ユーロ(約8.4億円)の市場価値は、海外でプレーしたことのない日本人DFとしてはトップの数値である。 名古屋グランパスに移籍した2010シーズンにはクラブ史上初のJ1優勝に導く活躍を見せたが、30代に差し掛かった闘莉王の市場価値は下がっていく。DFでありながらJリーグ通算104得点と、類まれなる得点能力を持っていた闘莉王は2019シーズン限りで現役を引退している。
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