水木一郎がデビュー50周年ライブ アーティスト仲間からのサプライズとは?
サプライズ企画に、アニキ感激
また、サプライズ企画として、堀江が発起人となり、アーティスト仲間から50周年のお祝いソング「ハピネス」(作詞・堀江美都子&遠藤正明、作曲・影山ヒロノブによる完全オリジナルソング)を、同企画に賛同した串田アキラ、森口博子、米倉千尋ら35人、コーラス、司会者の全41人によるサプライズ参加メンバーたちから歌唱プレゼントされた。 「10代の頃、アニキが好きだったのがスタンダードなジャズ。フランク・シナトラを歌っているときが楽しそうで。そんなスタンダードな曲のオマージュで作りました」と影山。突如現れたかに見えた35人はこのときまで水木に対し、「ライブの当日は仕事で行けない」という素振りを見せ、ライブ前や最中も気配を消して楽屋に忍んでいたと明かした。また、歌は全員で練習する機会がなかったため、ぶっつけ本番となった。しかし、さすかまはプロフェッショナルな歌唱で、素晴らしいハーモニーで包みこんだ。水木は「ハピネス」のカラオケCDと花束を手にして、「50年で一番いい日だよ」と大感激。今後、水木がこの愛溢れるすてきなプレゼントをどんな歌に染め上げていくのかが楽しみでならない。 水木の50周年はまだ終わらない。10月24日には、幻のデビュー曲「くちづけ」を含む未発表曲、初CD化音源など水木の50周年を彩るさまざまな「原点」を集めた50周年記念アルバム(タイトル未定)が発売する。 50年はただの節目では終わりそうもない。変わらない熱い歌声と魂、そして進化し続ける水木をこれからもファン、そして受け継ぐ者たちに見せていってほしい。 (取材・文:小杉聡子)