「巨人軍を強くする」国松新社長が抱負 大学の後輩・小林誠司捕手にエール「今年はいい。チャンスで打ってる」
巨人の国松徹新球団社長(68)が11日、東京・大手町で就任会見。読売新聞でワシントン支局、大阪本社経済部長などを経て2019年から西部本社社長を務め、「新聞社でずっとやってきた。プロ野球は全くの素人」と断りつつも、「巨人軍を強くする。育成にも力を入れているが、強くするために補強もしていかないといけない。両にらみでやっていく」と抱負を語った。 【写真】さわやかな笑顔の小林誠司捕手 国松新社長の大学の後輩 大阪生まれで同志社大卒業まで関西育ちだが、「子供の頃から巨人ファン。中高と周りはだいたいが阪神ファンで、ちょっと浮いた感じはあった」と告白。南海の本拠地だった大阪球場へ、巨人とのオープン戦を見に行ったりしたという。 巨人の現役選手で大阪生まれ、同志社大出身と経歴が重なる小林誠司捕手(35)とはかねて面識があり、「今年いいですよね。チャンスで打ってるし、(阿部)監督が捕手(出身)だからリードが評価されて。活躍をうれしく思っている」とエール。 なお、同姓の巨人OBで2軍監督やヘッドコーチなどを歴任した、銘菓「ナボナ」で知られる亀屋万年堂の国松彰会長(89)も関西出身で同志社大OBだが、新社長との縁戚関係は「全くない」(球団広報)とのことだ。 (笹森倫)