松山―上海線欠航延長 25年3月29日まで(愛媛)
県は25日、中国東方航空の松山-上海線の欠航期間が2025年3月29日まで延長されたと発表した。同路線は新型コロナウイルスの流行を受けて20年2月から運航しておらず、欠航は5年を超える。 同路線は週2往復で運航していた。新型コロナ5類移行後も再開が見送られている理由について、県航空政策室は、中国が日本人の短期滞在ビザ免除を停止しており、旅行やビジネスでの滞在手続きが煩雑な状況が続いている▽中国人の訪日需要が以前ほど大きくない▽松山空港国際線の地上支援業務「グランドハンドリング」スタッフが不足し、受け入れ態勢が不十分―などの可能性を挙げ「航空会社が総合的に判断したと受け止めている」と説明した。
愛媛新聞社