秋元康氏が総合プロデュースする新ガールズグループ「Rain　Tree」の17人。ここから大きく羽ばたくか＝東京・恵比寿（撮影・山田俊介）

作詞家、秋元康氏（65）が総合プロデュースを担当する新ガールズグループの発表会見が8日、東京都内で行われ、17人組の「Rain　Tree」（レインツリー）が25年1月に配信シングル（タイトルなど詳細未定）でデビューすることが決まった。 昨年、秋元氏が手掛けた約1万人規模のオーディションで最終審査に残った17人で結成。最終審査では11人組、WHITE　SCORPIONが昨年12月にデビューし、17人はグループ名、FINALISTとして約1年にわたりレッスンなどに励んできた。 この日はメンバーが出席し、サプライズでデビューが発表されると全員が涙。コトリ（18）は、「会見があると聞いてデビューを期待しちゃいましたが…素直にうれしいです」と喜んだ。 表題曲では歌、ダンス、自己表現で審査を実施してメンバーを選抜。サナ（22）は「みんなでデビューを目指して頑張ってきたので（審査は）心苦しいけど、支え合える仲間であることには変わらない」と絆を強調した。 グループ名は降雨になると葉を閉じる植物で、「苦難に耐えて、周囲に大きな力を与える」の意味が込められた。イチゴ（17）は「先輩のSCORPIONさんを超えられるように、背中を見て頑張りたいです」と決意していた。