西武・隅田知一郎3年目で初の2桁勝利に王手 昨季は惜しくも9勝「次の登板でできたら
◆西武3―1オリックス(18日、ベルーナドーム) 惜しくも9勝に終わった昨季に続き、西武の隅田知一郎が自身初の2桁勝利に王手をかけた。8回を4安打1失点。「古賀(悠斗)がうまく配球してくれ、スライダーやカットボールもうまく使えた」。オリックス打線から11三振を奪い、4回以降は一人の走者も許さない力投だった。 ■SNS騒然…監督休養の松井稼頭央さんがベルーナドームに【写真】 2年目の昨季は9月17日のロッテ戦で9勝目を挙げながら、その後は2戦2敗。3年目に初の2桁となる16勝で最多勝に輝いた渡辺久信監督代行は「投手にとって2桁勝つのと勝たないのとは全然違う。何とか今年は勝ってほしいね」と期待する。 隅田も悔しい思いを胸に刻んでいる。「去年は序盤に苦しんだことがあり届かなかった。(今季は)勝てるチャンスをしっかりつかんで、次の登板でできたらいい」。2年分の思いをぶつけるつもりで次回のマウンドに立つ。(安田英治)
西日本新聞社