「まずは二軍で結果を出し続けること」カープ期待の大型右腕・赤塚健利が見つめる一軍の舞台
首位から4位までが僅差で並び、混戦模様を見せるセ・リーグ。現在首位のカープは、激しい優勝争いの真っ只中にいる。ここでは、日々二軍で一軍を目指す若鯉の今に迫る。今回は2023年ドラフト6位・大型右腕の赤塚健利に話を聞いた。(数字は7月15日現在) 【写真】一軍昇格を目指すカープ・常廣羽也斗 195cmの長身と100kgを超える恵まれた体から繰り出す力強い投球が魅力のルーキー赤塚。6月8日のくふうハヤテ戦でクローザーとして初登板を果たすと、相手打線を被安打0、無失点に抑えた。 7月3日のソフトバンク戦では中継ぎとして登板。この試合では走者一掃のタイムリーを浴びるなど4点を失い、プロの厳しさを噛み締めた。目下の課題は制球力で、自身の持ち味であるゾーンで勝負できるよう、コントロールを磨いている。 自身の現状を「投げるときに力んでしまう癖がある」と分析し、「いかに力を抜いて投げるかが大事。コントロールが甘くなってしまったり、押し切れないことが多いので、いまはそこの課題をクリアにできるように取り組んでいます」と語った。 「プロは結果を出し続けなければいけない世界。結果を出し続けることでその先に一軍の舞台があると思うので、まずは二軍で結果を出し続けることを目標にしたい。そして、目の前の結果と、その内容をしっかり次につなげていきたい」。 まずは二軍で結果を残し、一軍の舞台を目指していく。
広島アスリートマガジン編集部