菊池岳仁が1000メートルTT連覇…全プロ自転車競技大会
◇第71回全日本プロ選手権自転車競技大会(27日、高知競輪場) 1000メートルタイムトライアルは昨年Vの菊池岳仁(23)=長野・117期=が大会新記録で連覇を達成した。10月17日からのG1「寛仁親王牌」(弥彦)の初日優秀「日本競輪選手会理事長杯」のシード権を獲得した。 1000メートルタイムトライアルの大本命・菊池岳仁は、15番目に登場した。直前の14番目に出走した新田祐大が、1分3秒334の好タイムでトップに躍り出たが「他の人のことを見てもしょうがないので、しっかり集中して」臨んだ。最後までスピードが緩むことなく、叩き出した数字は1分3秒092。新記録を樹立した昨年(1分3秒137)を自ら更新して連覇を達成した。「これの練習もしっかりやってきたし、タイムは結果論なので。今年も(寛仁親王牌が地元地区の)弥彦だし、この連覇をスタートだと思ってしっかり頑張っていきたい」。2年連続でのチームスプリント(関東チーム7位)との2冠達成はならなかったが、後半戦に向けた上昇を誓った。 ▼1000メートルタイムトライアル 〈1〉菊池岳仁(長野)1分3秒092=大会新〈2〉新田祐大(福島)1分3秒334〈3〉村田祐樹(富山)1分3秒960
報知新聞社