【中日】逆転勝利で2連勝!福永が天敵・山﨑伊から決勝弾!10戦目で初勝利 小笠原7回途中無念の降板も4勝目 救援陣1点差を死守
■プロ野球 巨人 1-2 中日 (2日 長野・松本) 中日は巨人に逆転勝利で2連勝。32勝37敗6分の借金5とした。 試合は小笠原が2回に若林に適時打を浴び先制を許す。一方の打線は先発9試合で中日戦無敗の天敵・山崎伊に対しバント失敗や三振ダブルプレーなど拙攻が続き4回まで無得点。しかし5回に1死二塁から福永が左中間への2号逆転2ランを放ち2-1。小笠原は7回にピンチを招き降板も、清水が後続を打ち取り無失点。8回は松山、9回はマルティネスが抑え1点を守り切った。 スタメンは1番サード・福永、2番セカンド・田中、3番レフト・細川、4番センター・カリステ、5番ライト・板山、6番ファースト・石川昂、、7番キャッチャー・木下、8番ショート・ロドリゲス、9番ピッチャー・小笠原のオーダーを組んだ。 先発・小笠原は今季13度目の登板、ここまで3勝6敗、リーグ7位・防御率1.99。前回の阪神戦(倉敷)は7回を5安打2四球5奪三振の無失点で才木に投げ勝ち勝ち投手。 相手先発・山﨑伊に対して2死から細川が中前安打を放つも、すべてのアウトが中飛と珍しい形で無得点。 立ち上がりの小笠原も2死から中前安打を許すも、得点許さず上々のスタート。 2回の攻撃は先頭の板山が四球、石川昂が死球で無死一、二塁。続く木下は送りバントを試みるも、山﨑伊の好フィールディングで三塁アウト。さらにロドリゲスは空振り三振、小笠原は三邪飛で先制できず。 すると直後の2回、小笠原は先頭の大城卓に左中間を破る二塁打を浴びると、犠打で1死三塁。ここで7番・若林に低めの難しい球を左前安打とされ0-1と先制を許す。 3回の攻撃は1死から田中が右前安打を放つも、細川が空振り三振、さらにスタートを切っていた田中も盗塁失敗の三振ダブルプレー。4回にはカリステ、板山が連続三振から、石川昂が中前安打も、木下が10球粘るも右飛に倒れる。 小笠原は3回に2死から吉川に中前安打を許すも、木下が盗塁を刺す好守、4回にはクリーンナップに対し、ヘルナンデスを空振り三振、岡本和を三ゴロ、大城卓には四球も、岸田を遊ゴロで無失点。 援護したい打線は5回に先頭のロドリゲスがセンター前にポテンヒット、小笠原が犠打で1死二塁。ここで1番・福永が左中間スタンドへ2号逆転2ランを放ち2-1。 逆転してもらった小笠原は直後の5回が7番からの下位打線を3者連続三振。6回には1番からも、好調の丸を遊ゴロなど2イニング連続三者凡退。 追加点を狙う打線は7回に、先頭の木下が中前安打もロドリゲスが空振り三振、小笠原はスリーバント失敗、福永が遊ゴロと凡退。 すると小笠原は7回に先頭の岡本和をフェンス手前の左飛で1死も、大城卓に右前安打、岸田に犠打を許し2死二塁。続く若林には死球を与え一、二塁で2番手・清水に交代。小笠原は7回途中97球5安打5奪三振2四死球1失点で降板。その清水は代打・長野を空振り三振でピンチ脱出。 8回は2番手・船迫から細川、カリステの連打で一、二塁とするも、代打・中島が三ゴロ併殺打。8回裏は3番手・松山が先頭の代打・立岡に四球を与えるも、吉川を併殺打に打ち取るなど無失点。 9回は守護神・マルティネスがリードを守り切り今季25セーブ目を記録しゲームセット。小笠原が4勝目(6敗)を挙げた。