熊本県庁プロムナードで「マルシェ」 農業と福祉が連携
「ハートつながる 農福マルシェ」が12月6日、熊本県庁(熊本市中央区水前寺6)プロムナードで開催された。(熊本経済新聞) 【写真】当日の様子 熊本県障がい者支援課と担い手支援課が主催するマルシェは今回が初開催となる。障害者や高齢者に就農を通じて自信や生きがいを持ってもらい社会参画を実現していく「農福連携」事業の一環。当日は、会場内に設けた県内からの出店ブース16を木村敬熊本県知事や県職員のほか来庁者などが訪れた。 出店ブースは、キャベツやミニトマト、里芋、春菊、ミカンなどを販売。主催者によるとパンや水ギョーザなどの加工品、雑貨も人気を集めたという。パネルなどで熊本県・熊本県農福連携協議会の活動も紹介した。 障がい者支援課の上弓香さんは「障害者の就労の場や機会の確保、農業分野の人手不足解消や労働環境の改善につなげる取り組みとしてマルシェはいい機会になる。プロムナードの利活用も課題の一つだったが、多く人に足を運んでももらい、楽しんでもらえたのでは。これからも関係団体と連携し、さまざまな場所で開催していきたい」と意欲を見せる。
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