共同研究やインターンシップで医薬品開発に参加 鈴鹿医療科学大と薬事工業会が連携
県民の健康や福祉に貢献するため包括協定締結(三重テレビ放送)
三重県内で唯一、薬学部が設置されている鈴鹿医療科学大学と、三重県薬事工業会が連携して県民の健康や福祉に貢献するため、21日に包括協定を結びました。 締結式には鈴鹿医療科学大学の髙木純一理事長ら大学関係者と、県内で医薬品や化粧品などを製造する会社や、賛助会社の66社でつくる三重県薬事工業会の松浦信男会長らが出席しました。 今回の包括協定により、共同研究や受託研究、薬学部を中心とした学生のインターンシップなどを行うほか、企業で働く研究者などが大学での学び直しの機会を設けるとしています。 また、髙木理事長は、令和8年度をメドに薬学部内に4年制コースの開設を予定していることを発表し、三重県薬事工業会の企業への人材供給の面でも連携を密にしたいと抱負を述べました。 三重県薬事工業会の松浦信男会長は「三重県から新しい薬、化粧品、サプリ、医療機器が出てきたら嬉しい」と話していました。 髙木理事長は「連携協定は健康や医療、福祉につながるので、大学にとって一番嬉しいところ」と期待を示しました。