今年の流行語大賞は「神ってる」 広島・鈴木「どう喜んでいいか」
今年を象徴する言葉を選ぶ「2016 ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、発表され、「神ってる」(広島東洋カープ・緒方孝市監督、鈴木誠也選手)が年間大賞に選ばれた。都内で開かれた表彰式で、鈴木選手は「僕自身が言った言葉じゃないので、どうやって喜んでいいか分からない」と笑わせながら、快進撃の今シーズンに受賞したことを「一生忘れない」と喜びを語った。 【動画】2016年の流行語大賞は? 「ポケGO」「PPAP」など30語が候補
「ゲス不倫」「PPAP」などがトップテンに
「神ってる」は、サヨナラホームランを連発するなど、神がかったような活躍を続ける鈴木選手に対して、緒方孝市監督が表現した言葉。1991年以来、25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした広島東洋カープの快進撃を象徴する言葉となった。 トップテンにはこのほか、「ゲス不倫」(週刊文春編集部)や「ポケモンGO」(ナイアンティック、ポケモン)、「PPAP」(シンガーソングライター・ピコ太郎さん)などが選ばれた。 「ポケモンGO」のナイアンティック、ポケモンの両社は表彰式を欠席したが「今後もより安全で、より健全で、より魅力的なポケモンGOの世界を作り上げるべく、努力していきたい」とのコメントを発表した。 このほか、選考委員特別賞には、「復興城主」(熊本市)が選ばれた。 新語・流行語大賞は、自由国民社が発行する「現代用語の基礎知識」の読者アンケートを参考に選考委員会がトップテンや年間大賞を選出する。1984年に始まり今回が33回目。 トップテンに選ばれた言葉は以下の通り。 ●「聖地巡礼」(ディップ) ●「トランプ現象」(受賞者なし) ●「マイナス金利」(日本銀行) ●「ゲス不倫」(週刊文春編集部) ●「保育園落ちた日本死ね」(山尾志桜里衆議院議員) ●「盛り土」(受賞者辞退) ●「ポケモンGO」(ナイアンティック、ポケモン) ●「神ってる」(広島東洋カープ・緒方孝市監督、鈴木誠也選手) ●「(僕の)アモーレ」(サッカー日本代表/セリエA インテルナツィオナーレ ミラノ・長友佑都選手) ●「PPAP」(シンガーソングライター・ピコ太郎さん)