横断歩道、左右よく確認 三重・大台 三瀬谷こども園
チャイルドシート推進のモデル指定式で
三重県警大台署と大台地区交通安全協会などは三重県多気郡大台町菅合の町立三瀬谷認定こども園(東直子園長、59人)を「チャイルドシート着用推進モデル園」に指定し、12日午後3時から指定式を開いた。園児らにチャイルドシートを着けることの大切さや横断歩道の渡り方などを教えた。 この取り組みは、管内の幼稚園や保育園を、一定期間持ち回りでチャイルドシート着用推進モデル園に指定し、適切な利用について園児や保護者に意識付けを行っている。 この日は、同署の横山元英・地域交通課長や同協会員ら8人が園を訪れた。同課の山川浩紀巡査部長が園児らに「チャイルドシートを付けていますか?」と質問すると「はーい」と元気よく声が返った。山川さんは「チャイルドシートに乗っているだけでは駄目。しっかりベルトをして他の園のお手本になってください」と話した。 東園長に指定書と「大切な命を守るチャイルドシート」と書かれたのぼり旗を渡した。また認定の証として白クマの縫いぐるみがプレゼントされた園児たちは、用意されたチャイルドシートに乗せてベルトをカチッと止めて見せた。 その後、園外前にある横断歩道に移動し、安全な渡り方を確認。右、左から車が来ないことをよく見るなどの指導を受け、園児らは元気に手を上げて歩道を渡った。 東園長は「改めて安全に車に乗ってほしいと思います」と話し、横山課長は「命を守るため非常に重要ですので、必ず着用をお願いします」と力を込めて話した。