「怖すぎて小さい頃トラウマになった」クレヨンしんちゃん待望の“ホラー回”に人気作家が登場! ファンから“ガチ”と話題の「子ども向けを超えた怖さ」、過去の神回紹介も
「小さい頃トラウマなった」クレしんのガチホラー回
この回は現在、公式YouTubeにて期間限定で配信されており、コメント欄には〈これマジで怖すぎて小さい頃トラウマになった〉〈しんちゃん屈指の名作回。ホラー回となると何故か普段のBGMやベタなボケが不気味に感じる〉〈人数多いことに疑問を抱くのにその理由に気づかないシーンマジで怖い〉〈不気味さだったらこの回がダントツ〉といった声が寄せられている。 さらに映画レビュアーのタクマ大佐さん(@taisadon)に話を聞くと、「普段は全力で子どもたちを笑わせようとする作り手の大人たちが、逆に子どもをビビらせようとしています。本気になった大人たちが子どもにトラウマを植えつけようとして作っているのが見ててわかるところ」が、クレヨンしんちゃんホラー回の魅力だと指摘する。 また、座敷わらしの回ではしんのすけらに直接的な被害はなかったようだが、何かあったのかも……と感じさせるホラー回も。それは「呪いのフランス人形だゾ」。 ある日、ひろしが会社で年代物のフランス人形をもらってくる。そのフランス人形をみさえは気味悪がるが、ひまわりはすっかり気に入ってしまう。 後日、ひろしは人形をくれた同僚から、実は人形はゴミ捨て場から拾ったもので、拾ってから妙なことが立て続けに起こったことを打ち明けられる。嫌な予感がしてひろしは急いで家に帰ろうとするが、家では人形が動きだしていた。 そして、みさえとしんのすけに語り掛ける。“人間は自分たちを最初は大事にしてくれるけど、すぐに飽きてゴミのように捨ててしまう”と……。フランス人形の怒りの念を受けて、ほかのおもちゃたちも動き出し、みさえとしんのすけに襲い掛かっていく。 と、ここでみさえの目が覚める。部屋にはおもちゃが何事もなかったかのように散らかっている。さきほどの恐怖体験は夢だったのか……と思ったら、隣の部屋のしんのすけを呼んでも返事がない。一方、フランス人形はゴミ捨て場で、フフフと一人で笑っているのだった。 ちなみに、ホラー回の名作の一つ、「殴られウサギの逆襲だゾ」も、普段はストレス発散でネネちゃんやネネちゃんのママから殴られまくっているウサギが動き出し、「お人形をいじめたらバチが当たるよ」と、持ち主に復讐をする話だ。 「呪いのフランス人形だゾ」との共通点は、どちらもホラーであるもの、子どもたちに“おもちゃを大切に扱おう!”というメッセージが込められており、ただ怖がらせるだけの内容ではないではないところだ。
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