大谷は「何事にも手を抜かない」 同僚左腕が忘れられない「2024.9.19」の記憶「孫に語れる」
米番組に出演したアレックス・ベシア投手
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の今季の活躍は、同僚たちのマインドをも大きく変えたようだ。移籍1年目で史上初の50本塁打&50盗塁の「50-50」を達成するなど打撃でチームを世界一へと導く活躍。その瞬間を目の当たりにしたアレックス・ベシア投手は「我々は歴史の一部になった」と感じた一方で「これを当然なことだと思ってはいけない」と大谷の“努力の賜物”であると言及。米ポッドキャスト番組に出演して語っている。 【動画】同僚が証言した“大谷翔平フィーバー”の実際の映像 米ポッドキャスト番組「ザ・クリス・ローズ・ローテーション」に出演したベシア。救援としてチームを支えた左腕は司会のクリス・ローズ氏から「この番組に出てくれる全てのメジャーリーガーに同じ質問をしているけど、彼と同じ時代に生きていることにどのくらい感謝していますか?」と聞かれると、溜息をつき、9月19日(日本時間20日)のマーリンズ戦で歴史的瞬間に立ち会ったことを振り返った。 「マイアミで50-50を打ってボールがスタンドに入った時、周りにいた数人の仲間を見て『我々は歴史の一部になった』と思ったよ。歴史的瞬間を目撃したので、自分の孫に彼(オオタニ)について語ることができる。それは奇妙な感じだけど、いい意味で『信じられない』ことだとね」 大谷と同僚であることへの喜び。今となってはベシアにとって“日常”ではあるが「当然なことだと思ってはいけない。彼について語るには言葉が見つからない」と自覚している。それは「あれほど偉大なことを成し遂げているけど、彼が毎日努力しているのを見ると『彼はそれに値する』と思うね。彼は何事にも手を抜かない”本物”なんだ」と大谷の努力を見ているからこそ。大谷が周囲にもたらす影響は計り知れない。
THE ANSWER編集部