知人女性に対し同意なくわいせつ行為をしたとして、福岡市教育委員会は、31歳の小学校教諭を懲戒免職処分としました。

「眼鏡をなくした」と自宅に上がり込み

2月2日付けで懲戒免職処分となったのは、福岡市南区の市立小学校で1年生のクラス担任をしていた31歳の男性教諭です。福岡市教育委員会によりますと、男性教諭は去年10月、知人女性の自宅で複数人で酒を飲んだ後いったん帰宅の途についたものの、午前5時半ごろ「眼鏡をなくした」と言って1人で女性の自宅へ戻りました。その際、女性の同意を得ることなく胸を触るなどわいせつな行為をしたということです。

男性教諭「被害者は嫌がっていたと思う」

市教委の聞き取りに対し、男性教諭は「飲みすぎて記憶がある部分とない部分がある」とした上で「被害者は嫌がっていたと思う。申し訳ないことをした」と話しているということです。

自宅で飲む前にも飲食店で飲酒

市教委によると、男性教諭は知人女性の自宅で飲む前にも、飲食店2軒で酒を飲んだと話しているということです。

女性が学校に相談し発覚

女性が、男性教諭が務める学校に相談したことから発覚しました。

学校長は「文書訓戒」

市教委は、男性教諭に対する指導監督が不十分だったとして、勤務していた学校の校長にを行っています。