【香港国際競走】シャティン競馬場はまさに絶景! 調教30分前に〝遭遇〟したのは…/権藤時大の異国見聞記
【権藤時大の異国見聞記】 こんにちは、権藤時大です! 自分は今、8日に行われる香港国際競走を取材すべく、香港はシャティン競馬場に来ています。 初めてやってきたシャティンの第一印象は、何といっても〝絶景〟。東京都心部さながらの高層マンション群と福島競馬場を彷彿(ほうふつ)させる山々、そしてウイナーズサークル付近に咲き乱れるトロピカルな花…。朝の静けさでノスタルジックな感じが際立つシャティンの風景は、まさに絶景という言葉がぴったりです。 そんな風光明媚なシャティンですが、〝事件〟は海外馬の調教が始まる30分ほど前に起きました。8時半(日本時間で9時半)ごろにコーヒーを飲みながら海外馬調教開始に備えていた時、オールウエザーコースの向正面付近で10頭近い馬が一気に発走! そう、香港競馬名物のバリアトライアル(多頭数で行う実戦形式の調教)がまさに行われていたのです。道中はひしめき合い、最後の迫力も調教の範囲を超えて、まさに競馬のレースそのもの。 「これが噂に聞くバリアトライアルか…」 実戦さながらの大迫力に思わず感嘆の声が漏れてしまいました。 初めて見るバリアトライアルに一人で興奮している間にも、日本馬は追い切りに向けて着々と準備を進めている状況。ロマンチックウォリアーへのリベンジや、打倒・強豪海外馬への挑戦…その様子をしっかりとお伝えできるよう明日からも頑張ってまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
権藤 時大