テーブルマーク 冷凍うどん50周年 “本場さぬき”を全国へ 年間6億食を製造
市場への定着が加速したのは発売から15年を経た1980年代後半だという。同社は「瀬戸大橋の開通(88年)で讃岐うどんの認知が高まった効果が大きい」と話す。近年の商品改良では08年に「さぬきうどん5食・3食」などを個包装にリニューアル。簡便なレンジ調理が浸透し、需要拡大の追い風となった。 年間の生産量は92年に1億食、99年に3億食、12年に5億食、20年に6億食を達成。市場でトップシェアを確立している。 家庭用の商品ラインアップを見ると、玉うどんは主力の「さぬきうどん5食・3食」を大黒柱に、こだわりの独自製法でワンランク上の品質に仕上げた「丹念仕込み 本場さぬきうどん3食」、のど越しが良いなめらかな細麺の「稲庭風うどん5食・3食」など豊富に品揃え。具付うどんの定番「讃岐麺一番」シリーズでは「肉うどん」「きつねうどん」などを販売。