ラツィオに残った鎌田大地、2戦連続先発は?不動の10番が居ぬ間もライバルとの一騎打ちに…伊紙がスタメン争いを分析! | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオは、7日23:00(日本時間)のセリエA第19節でウディネーゼとの新年初戦へ挑むが、AFCアジアカップを戦う日本代表の選外となったMF鎌田大地は、マティアス・ベシーノとスタメンの座を競う。 【動画】ラツィオ鎌田大地が前半途中出場から魅せた!伊解説陣が絶賛の1プレー! エンポリ×ラツィオ|ハイライト
AFCアジアカップの日本代表メンバーから落選し、ラツィオでポジション確保に専念する鎌田大地。左インサイドハーフで不動のルイス・アルベルトが先月末のエンポリ戦で負ったケガの影響により不在の中、前節のフロジノーネ戦に続いて7日のウディネーゼ戦で先発出場を目指す。 そんな中、イタリア紙『Corriere dello Sport』は5日、「(マウリツィオ)サッリは、(マティアス)ベシーノとカマダを決戦投票へ送り出す」との見出しをつけ、これまで出場機会に恵まれていない2人が左IHのスタメンの座を懸けてポジション争いを繰り広げることになると指摘している。 新年が始まり、リーグ戦のほか、コッパ・イタリア準々決勝のローマダービーやサウジアラビアで行われるスーペルコッパ・イタリアーナの試合も控えるラツィオ。1カ月間で数多くの試合をこなさなければならない都合上、「中盤では幅広い検討が行われていて、継続的に右IHやレジスタのレギュラーを務めている(マテオ)ゲンドゥージや(ニコロ)ロヴェッラでさえ、スタメンの座を確約されていない」状況とみられる。 イタリア紙は、次戦のウディネーゼ戦で「疑念があるのは、特にもう片方(左)のIH」であると指摘。ルイス・アルベルトに次ぐ2番手の位置づけながらも、「フロジノーネ戦で輝きがなかった」鎌田が「アジア杯出場を逃し、次はラツィオでポジションを失うリスクがある」と主張した。 ラツィオは、背番号10番が不在であるにもかかわらず、11日にはローマ戦、さらに翌週にはスーペルコッパのインテル戦が控えるなど過密日程となっていることから、ターンオーバーによる管理に関して「深い検討が求められている」とみられている。したがって前節で鎌田に代わって途中出場して逆転勝利に貢献したベシーノに出番が与えられる可能性もゼロではないようだ。 最後にイタリア紙は、「ベシーノはカマダとのデュエルに勝利しようと挑戦」する一方、「カマダも日本代表からの招集がかからなかった落胆を経て、ようやくラツィオで満足感を得られるよう努めている」と指摘。次戦へ向けた2人のポジション争いに注目した。 なお、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』や大手メディア『Sky Sport』などは、現時点で鎌田のウディネーゼ戦先発が有力と予想している。 試合情報 ウディネーゼ vs ラツィオ 試合時間:2024年1月7日(日)日本時間23:00 会場:スタディオ・フリウーリ ラツィオ vs ローマ: イタリア杯準々決勝 試合時間:2024年1月11日(木)日本時間2:00 会場:スタディオ・オリンピコ
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