「動くバイクを確保したかった」…廃車バイクに故障したバイクのナンバーを付けて無保険で配達か 元郵便局長を書類送検 静岡・三島警察署
静岡県の函南郵便局の元郵便局長の50代の男性が、廃車処理をした原付バイクのナンバープレートを付け替えて局員に配達業務にあたらせていたとして、書類送検されました。 自動車損害賠償補償法違反(無保険車運行)の疑いで書類送検されたのは、伊東市に住む函南郵便局の元郵便局長の男性(55)です。元郵便局長の男性は去年4月4日、函南郵便局で廃車処理をした原付バイクに、故障して使用できない原付バイクのナンバープレートを部下にとりつけさせたということです。その後、5月から7月までの3カ月の間にナンバーが付け替えられた原付バイクを、廃車処理されて自賠責保険に入っていない状態なのに複数の社員に配達業務をさせた疑いがもたれています。去年7月の社内調査によって不正が発覚しました。 警察の調べに対し、元郵便局長の男性は容疑を認めていて「少しでも動く原付バイクを確保したかった」と話しているということです。