硝子(志田彩良)、復讐心で幸せな家族を引き裂く 「消せない『私』」第6話あらすじ
俳優の志田彩良が主演を務める、日本テレビ系金曜ドラマDEEP枠「消せない『私』-復讐の連鎖-」(毎週金曜 深0:30~0:59※第6話は深0:45~)の第6話が、きょう9日に放送される。 【場面写真】罠だと気づかず…幸せな笑顔を見せる復讐相手 原作は、黒田しのぶ氏の「消せない『私』~炎上しつづけるデジタルタトゥー」(ぶんか社)。弱者が元いじめっ子たちへの恨みを晴らす勧善懲悪ストーリーを描いているが、単なる復讐ものでは終わらない“爽快”リベンジ・エンターテインメントとなっている。志田が、卑劣な同級生たちの悪意の連鎖でどん底まで叩き落とされる主人公・灰原硝子を演じ、本郷奏多が、硝子の運命に大きな影響を与える徳道仁役で共演する。 硝子は、復讐相手の大桃武(芳村宗治郎)とホテルで朝を迎える。ベッドに座って何かを持っている硝子の傍らで、武が裸で眠っている。 その数日後、武に思いがけず出世のチャンスが訪れる。先輩の犬養(内藤秀一郎)が不祥事を起こしたため、徳道の会社との大型契約を武が一手に引き継ぐことになったのだ。上司の猿渡(小久保寿人)から「契約がうまくいったら昇進だから」と言われて舞い上がる武。昇進すれば家族との時間も取りやすくなって、家事にも育児にも、もっと目を向けられる。高揚する武は、その夜、妻の実里(岡本玲)に、今まで家族にきちんと向き合ってこなかったことや、家のことを実里1人に抱えさせてきたことを謝罪する。 すると、実里も意地になって怒ってばかりいたことを反省し、娘の藤乃(泉谷星奈)と一緒に武の胸に飛び込む。武は「俺の宝物は、家族だよ」と幸せをかみしめる。その頃、硝子は徳道と2人で「乾杯しましょう。大桃の幸せに」と、祝杯をあげていた。すべては硝子が仕組んだワナだった。 幸せを楽しんだなら、あとは落ちるだけ。硝子の復讐心が、幸せな家族を引き裂いていく。