検診の個人情報、風で飛ばされる 群馬・伊勢崎市民病院がおわび
群馬県の伊勢崎市民病院は7日、突風で郵便物が飛散し、検診に関わる個人情報が記載された文書入り封筒1通が回収できていないと発表した。受診者本人には同日までに謝罪した。敷地外に飛んでいった可能性があるとみて、同病院は封筒の情報を求めている。 病院によると、1日午後3時ごろ、郵便局へ向かうため職員が屋外に出たところ、突風にあおられた。落としたかばんからA4サイズの封筒3通が飛散し、2通を回収。未回収の1通について捜索を続けているが、発見に至っていないという。 未回収の封筒は茶色で、表面の下に病院名が記されている。医療機関宛で、文書には同病院で2次検査を受けた人の情報が記載されている。同病院は「このような事案が生じたことをおわびするとともに、再発防止に努めたい」としている。