再編進んだスーパー業界 『イトーヨーカドー&西友』が撤退し“黒船ロピア”襲来…地域では客の争奪戦ではなく「相乗効果」も 北海道
UHB 北海道文化放送
プレイバック2024は、今後私たちの暮らしに大きな変化をもたらすことになりそうな「スーパー再編」です。 2024年はいわゆる「黒船」の襲来が大きな話題になりました。 「相次ぐ撤退でスーパーの勢力図に変化があった2024年。中でもスーパーロピアの進出は札幌市民の買い物を大きく変えました」(八木隆太郎フィールドキャスター) 「コスパ最強」をうたい、11月にオープンした「ロピア屯田店」。 北海道初進出とあって、開店時には約2000人の行列ができました。
「予定よりも10分早めて開店です。大きなカゴをいくつも持ったお客さんが続々と店内に入っていきます」(八木フィールドキャスター) 店内で焼き上げる出来立てピザコーナーには人だかりが。 「次々とピザが売れていきます。一箱、二箱とみなさん手に取っていきます。すごい勢いです」(八木 フィールドキャスター) その勢いは今も続いています。 「オープンから1か月たちましたが、いまだに週末は行列ができるということで、人をさばくロープが張られています」(八木 フィールドキャスター) 出口には続々とロピアで買い物した人が。 ほとんどが大きな袋を抱えています。 「普段行くスーパーにはないような商品だったりお寿司が売っていたりとか。なんか華やかで楽しかったです」(買い物客) 買い物の楽しみも増えた黒船「ロピア」の襲来。 そのきっかけは、半世紀にわたり北海道民の暮らしを支えてきた店の相次ぐ撤退でした。 「平日だから空いてるかなと思ったら、すごい混んでいた」(利用客) 「物価が高いから安いところに行けるのはすごく良いことかな」(利用客) 「食のテーマパーク」を売りに、国内外で104店舗を展開する低価格と大容量が特徴のスーパー「ロピア」。 北海道初進出のきっかけは、半世紀にわたり暮らしを支えてきた店の撤退でした。
【関連記事】
- 北海道初進出のスーパー「ロピア」 オープン初日“食のテーマパーク”に1万5000人が来店…1万円相当のタラバガニが3240円で500個以上完売 1枚540円のピザも2000枚以上
- 「かなり安い」「カニは…1人2つまで」北海道初進出コスパ最強うたう“ロピア”屯田店オープン 開店前から300人以上の行列 強みは…『牛肉の品ぞろえはまったくほかと違う』 北海道札幌市
- プライベートブランドの肉に豊富な総菜が魅力 国内外104店展開の「ロピア」北海道に初進出 周辺はスーパーがひしめく激戦区…迎え撃つライバル店は新サービスに活路 消費者は期待感
- 札幌で「イオン」の新店舗がオープン JR手稲駅直結で子どもを遊ばせられる広場も…撤退した旧「西友」の店舗の引き継ぎが完了 記念のセールを実施 地域住民からは期待の声
- 「ありがとう」「涙が出そう…」 50年以上の歴史に幕 大手スーパー「西友」 札幌市内の全9店舗が閉店 さようなら!"みなさまのお墨付き" 変わる札幌スーパー勢力図