芝新馬戦を厩舎、産駒データで攻略 勝率54.8%「堀宣行厩舎×東京」がアツい
モーリス産駒は「短距離×外枠」で狙え!
<芝新馬戦の「プラス条件」 種牡馬編> エピファネイア×母父ルーラーシップ【4-2-0-0】勝率66.7%/連対率100.0%/複勝率100.0%/単回収率863%/複回収率221% ロードカナロア×函館1200m【3-3-1-1】勝率37.5%/連対率75.0%/複勝率87.5%/単回収率131%/複回収率143% キズナ×サンデーレーシング【3-5-0-3】勝率27.3%/連対率72.7%/複勝率72.7%/単回収率138%/複回収率113% モーリス×1400m以下×5-8枠【10-4-4-49】勝率14.9%/連対率20.9%/複勝率26.9%/単回収率318%/複回収率113% この章では、様々な種牡馬の産駒に注目して「プラス条件」をチェックしていく。 まずはエピファネイア産駒を取り上げる。芝の新馬戦は単回収率119%、複回収率103%とベタ買いするだけでプラス。なかでも母父ルーラーシップは驚異の連対率100%を記録している。桜花賞馬のステレンボッシュも該当しており、これから大物が出てくる可能性も非常に高い。揉まれる心配のない外枠での成績が良く、8枠では【9-10-5-39】勝率14.3%、単回収率196%と妙味たっぷりだ。 次に取り上げるのはロードカナロア産駒。坂井瑠星騎手との相性が良く、【5-0-1-13】単回収率225%を記録している。また、函館1200mを得意としており、【3-3-1-1】複勝率87.5%。単回収率131%、複回収率143%と妙味も十分だ。一方、1600m以上の距離では単回収率が50%を割ってしまうため、あまり狙わない方がいい。 昨年ジャスティンミラノを輩出し、勢いに乗るキズナ。距離は長い方が良く、1800m以上では【26-23-17-133】単回収率117%とプラス域だ。馬主別の成績ではサンデーレーシングが【3-5-0-3】複勝率72.7%。単回収率は138%、複回収率は113%と単複ともにプラス域、安定感と妙味を兼ね備えている。競馬場別では函館が【4-1-2-10】勝率23.5%、単回収率209%と非常に優秀だ。 モーリス産駒は短距離での活躍馬が多い。1400m以下は【14-8-9-71】勝率13.7%、単回収率218%、複回収率105%と単複ともにプラス域。気性の激しい産駒が多いためか、この条件下では揉まれくい外枠に勝ち馬が集中しているのも特徴だ。1400m以下×1~4枠【4-4-5-22】単回収率26%に対して、1400m以下×5~8枠【10-4-4-49】は同318%と超優秀。モーリス産駒は「短距離の外枠が狙い目」と覚えておこう。 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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