【陸上】男子110mH・ポッジが現役引退 パリ五輪標準突破も疲労骨折で無念の辞退 18年世界室内金メダリスト
2018年世界室内選手権男子60mハードル金メダリストのA.ポッジ(英国)が、現役を引退することを自身のSNSで表明した。 【画像】SNSで引退を表明したポッジ ボッジは今年5月に110mハードルで13秒23をマークしてパリ五輪の標準記録を突破。自身4度目の英国代表に選出される予定だった。しかし、今週はじめに距骨の疲労骨折が判明し、出場辞退と引退の決断に至ったことが英国陸連から発表されている。 ポッジは現在32歳。五輪はロンドン大会から3大会連続で出場し、東京五輪では自己最高の7位に入っていた。18年の世界室内は地元・英国のバーミンガムで開催された大会で、自身初の国際大会での金メダルに輝いた。 「悲しい時間ではあるが、これまで妥協せず強い決意をもち高いレベルで戦った自覚があるので、完全に受け入れてもいる」とコメントを寄せ、パリ五輪へ向かう選手へ「チームメイト全員の幸運を祈りたい」とエールを送った。
月陸編集部