清水を退団したピカチュウ（写真は2022年） [写真]=Getty Images

　清水エスパルスは7日、フォルタレーザ（ブラジル）へと期限付き移籍していたMFヤゴ・ピカチュウが、同クラブへ完全移籍することをクラブ公式サイト上で発表した。 　現在31歳のピカチュウは、ブラジル・パラー州ベレン出身。ニックネームの“ピカチュウ”は、『ポケットモンスター』シリーズのキャラクター「ピカチュウ」と同様に身体が小さく敏捷性が高いことから付けられた。右サイドバックが主戦場ながら得点力に優れ、“超攻撃的サイドバック”として知られている。 　ピカチュウは、母国クラブのパイサンドゥやフォルタレーザなどでプレーした後、2022年7月に清水へと完全移籍で加入。しかし、同シーズンに清水が明治安田生命J2リーグ（2024シーズンから明治安田J2リーグ）に降格すると、シーズン終了後にフォルタレーザへと期限付き移籍していた。日本での通算成績は、J1リーグ12試合の出場にとどまっている。 　清水のクラブ公式サイトには、次のようにピカチュウのコメントが掲載されている。 「清水エスパルスの皆様、短い間でしたが、心よりクラブへの敬意と感謝の気持ちを申し上げます。サポーターのエネルギー含め、清水エスパルスという組織の偉大さを感じました。またどこかで皆様とお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました」