今季9得点を決めたジュビロ磐田のFWジャーメイン良　撮影：中地拓也

　4月20日、J1リーグ第9節が行われ、アビスパ福岡とジュビロ磐田の一戦は2－2の引き分けに終わった。両チームの“エース競演”となった中、磐田のFWジャーメイン良のダイナミックな得点が称賛されている。 ■【動画】「代表呼ばれちゃう」「覚醒しすぎやろ」とファン脱帽! 磐田FWジャーメイン良の豪快ダイビングヘッド弾■ 　第8節を終えて勝点10（2勝4分け2敗）の12位の福岡と、勝点9（3勝5敗）の13位・磐田との対戦。その前半30分だった。それまで劣勢だった展開の中で、1トップに入ったジャーメイン良が、後方からのロングボールに対して体を張って味方ボールに繋げると、そのままゴール前へ駆け上がった。 　ここからが見せ場。右サイドでボールを受けたMF松本昌也がクロスボールを送り込むと、落下点に鋭く反応したジャーメイン良が、ファーサイドに流れながら身長182cmの体を投げ出してダイビングヘッド。ダイナミックなシュートをゴールに突き刺した。 　さらに後半2分には、ゴール前のこぼれ球に反応して左足で2点目をマークした。この試合前の時点で得点ランキングトップの7得点をマークしていた男が、自身の29歳の誕生日（4月19日）を祝う2ゴール。今季9試合目での9得点で、早くも2ケタ得点にリーチをかけた。

■「9試合9得点…どうしちゃったの」

　このジャーメイン良の活躍に対して、SNS上には以下のようなコメントが寄せられた。 「クロスへの入り方が絶妙。そしてこれを枠に飛ばせる身体能力。素晴らしい」 「簡単じゃないシュートだよね。フロンターレ戦だけの覚醒かも…と疑っていてゴメン。笑 素晴らしい!!!」 「あかん、ジャーメインが代表呼ばれちゃう」 「ジャーメインほんとすごいなー　9試合9得点…どうしちゃったの」 「今シーズン覚醒しすぎやろ。まじで何があったん。」 　ホームの福岡も意地を見せ、今季新加入のイラン代表FWシャハブ・ザヘディが後半15分、33分と立て続けにゴールを奪い、2－2の引き分け。改めて点取り屋の重要性が認識された中で、ジャーメイン良が自身の能力の高さを見せ付けた試合となった。