家賃6.5万円「風呂無し」アパートに住んでいる社会人2年目です。正社員で年収250万円なら派遣社員になった方がいいですか?
家賃の目安は月収の3分の1が目安
毎月の家賃は、月収の3分の1が理想的とされています。月収とは、給与の総支給額ではなく、社会保険料や住民税などが天引きされた手取りで判断してください。現在の家賃が6万5000円であれば、手取り19万5000円以上あることが求められます。 現在の手取りが19万5000円を下回っているとか、上回っていたとしてもローンの返済を抱えているなどでまとまった支出がある場合は、家賃6万5000円では余裕のある生活ができない可能性が高いでしょう。派遣社員になることを検討するよりも、月収とのバランスが取れた適正な家賃の物件へ引っ越すことも、選択肢の一つです。
派遣社員になる以外にも年収を増やす方法を検討しておこう
正社員で年収250万円の人が派遣社員になったとしても、ゆとりのある暮らしができる保証はありません。職種によっては、年収250万円と同水準だったり、下回ったりするケースもあるでしょう。 また会社員でいれば、雇用の継続性や福利厚生の充実度の高さなど、安心して働けるポイントも多いでしょう。派遣社員になる以外にも、昇給や昇格などで年収アップを目指したり、転職のチャンスを見つけたり、副業で収入源を増やしたりすることなども検討してみてください。 出典 厚生労働省 令和4年 賃金構造基本統計調査 結果の概況 第3表 学歴、性、年齢階級別賃金及び対前年増減率 令和3年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報) 表7 派遣労働者の賃金(その1)(9ページ) 国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査 (第15図)勤続年数別の平均給与 (21ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部