阪神・岩崎“球児指令”に応える 巨人とのリリーフ対決「負けたくない」対抗心メラメラ
阪神・岩崎優投手(33)が21日、奈良・広陵町で開催されたアパレルメーカー「GAUCHER」主催の野球教室に参加し、“球児指令”に応える意気込みを示した。巨人が中日からマルティネスを獲得した際、藤川監督は「うちのリリーバーたちとジャイアンツのリリーバーたちがどういう結果を見せてくれるのか、非常に楽しみ」とコメント。虎の守護神も「いやー、何かね、負けたくないですね、普通に」と対抗心を燃やした。 昨季の救援防御率2・27は巨人と並び12球団トップタイだった。「ブルペンは大事。今年のジャイアンツもそこでだいぶ変わった」。王者の変化を実感しつつ、「勝ちゲームを勝ちのまま当たり前に終わらせて、接戦を中継ぎが頑張って拾っていく。そういう一勝一勝が大事」と力を込めた。 質問コーナーでは奈良出身の巨人・岡本和の封じ方を聞かれ「積極的なバッターなので、1球目から勝負。得意な球、自信のある球を投げる」と回答。子供たちを沸かせると同時に「ホームランを打たれないように」と一発厳禁も心に刻んだ。宿敵の4番打者を抑え込み、リリーフ対決も制する。