石破首相、フジモリ元ペルー大統領の墓参り…日本大使公邸人質事件で陣頭指揮
【リマ=太田晶久】石破首相は16日午後(日本時間17日未明)、ペルーの首都リマの郊外にあるアルベルト・フジモリ元大統領の墓地を訪れ、献花した。 【写真】日本大使公邸人質事件で、人質の解放後に報道陣に手を振るフジモリ氏(1997年4月)
今年9月に亡くなったフジモリ氏は両親が熊本県出身の日系2世で、1990年に日系人として初のペルー大統領に就いた。在任中の96年に発生した日本大使公邸人質事件で陣頭指揮を執り、特殊部隊を突入させて人質の大半を救出した。墓参は、石破首相の強い希望で実現した。