サンダーの得点源がナッシュ以来の快挙[写真]=Getty Images

　12月12日（現地時間11日、日付は以下同）。オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが、2023年のカナダにおけるトップアスリート賞“ノーザンスター・アウォード”に選出された。 【動画】昨シーズンにギルジャス・アレクサンダーが見せたトッププレー集はこちら！ 　カナダのオンタリオ州トロントで生まれ、ハミルトンで育った男は、キャリア5年目となった2022－23シーズンに平均31.4得点4.8リバウンド5.5アシスト1.6スティール1.0ブロックを残し、自身初のオールスターとオールNBAファーストチーム入り。 　今夏の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」では大会4位の平均24.5得点に6.4リバウンド6.4アシスト1.6スティールの大暴れで銅メダルへ導き、ベスト5と評されるオールスター5にも選ばれた。 「ノーザンスター・アウォードに選ばれて光栄だね。ハミルトンで育った僕が今、カナダ代表チームのメンバーになっている。僕はカナダでバスケットボールがどれだけ成長を遂げたかを目にしてきたんだ」 　ギルジャス・アレクサンダーは地元メディア『The Star』へそうコメントを発表しており、すでに出場を決めている「2024年パリオリンピック」に向けて「2024年に、パリでカナダの人たちは僕とチームメートたちのことを誇りに思ってくれると約束する」と意気込んでいた。 　このノーザンスター・アウォードをバスケットボール選手が受賞するのはギルジャス・アレクサンダーが2人目。2005年のスティーブ・ナッシュ（元フェニックス・サンズほか）に次ぐ快挙。 　昨シーズンのサンダーは、ウェスタン・カンファレンス10位の40勝42敗でレギュラーシーズンを終え、プレーイン・トーナメントの末にあと1勝でプレーオフ出場を逃していた。そうして迎えた今シーズン、サンダーは13日終了時点でウェスト2位の15勝7敗と好発進を見せている。 　ギルジャス・アレクサンダーは平均30.4得点5.5リバウンド6.2アシストにリーグトップの2.8スティール、自己最高ペースのフィールドゴール成功率55.0パーセントを残し、リーグ有数のガードとして活躍を続けている。 　サンダーが4シーズンぶりのプレーオフ進出を飾ることになれば、ギルジャス・アレクサンダーの評価はさらに高まることだろう。