花總まり 約20年ぶりの中国扮装は「楽しみで仕方ない」 人気マンガ『応天の門』昭姫役に「面白そう、やりたい!」と意欲
ドラマ出演が続くも「まだ緊張と不安」
――菅原道真役の佐藤さんの印象はいかがですか? 流司くんは二度目の共演なのですが、初めてお会いしたときは、確か金髪で。あまり共演したことがないタイプの方かもしれない…とドキドキしていたんです。ところが、お稽古場で少しお話をさせていただいたら、すごく真面目な方で。体に良い食事を摂るようにしている、と話をされていたのが印象的です。今回の共演で、仲をより深めていきたいです。 ――在原業平役の高橋さんの印象はいかがですか? 高橋さんは、お会いしたことはあるのですが、お芝居でしっかり共演するのは初めてです。ダンディなイメージは変わらず、でもお話をさせていただくと、すごく面白い方だと思いました。高橋さんも、お稽古を通じて距離を縮めていけたらと思います。 ――花總さんは『ブラックペアン シーズン2』(2024年/TBS)や、2025年の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)と、最近はドラマへの出演も話題に。舞台を中心に活躍してきたからこそ感じる、映像との違いはありますか? 圧倒的に違うと感じるのは、やっぱり、その場で撮っていくスピード感です。 舞台だと、お稽古で作品を作り上げていけますし、そこで共演者の方々とのコミュニケーションもかなり深くとれますから、お互いの人となりを知って安心感のあるなかで初日を迎えられます。 これがドラマだと、どう撮られるかは現場に行かないとわからないですし、さっき「初めまして」とご挨拶したばかりの方と、段取りを確認したら「はい次、本番!」とお芝居をしていくので、まだ緊張と不安があります。 ――今後もドラマ出演を増やしていく予定ですか? やっぱり映像をやってみたいという思いはずっとあったので、これからもチャンスがあれば、やらせていただきたいです。今はまだ緊張しかないですが、もう少し慣れて、映像ならではの面白さがわかるようになれたらと思います。